●現代防犯カメラ事情
犯罪抑止・捜査に大きく貢献。その他のメリットも!
近年防犯意識の高まりから、まちの至るところで防犯カメラを見かけるようになりました。防犯カメラがあることで犯罪抑止効果や犯罪や事故が起きた際に解決の手がかりとなることが期待されます。最近ではマーケティングへの活用など幅広く利用されるようになってきています。
防犯カメラの効果
防犯カメラ画像が被疑者特定の手助けに!
警察庁が発表した「令和元年の刑法犯に関する統計資料」によると、防犯カメラ等の画像が被疑者特定の一助となっていることがわかりました。当資料によると、重要犯罪(殺人、強盗、放火、強制性交等、強制わいせつ、略取誘拐・人身売買)および重要窃盗犯(侵入窃盗、自動車盗、ひったくり、すり)の本件事件のうち、防犯カメラ等の画像が被疑者
特定のきっかけになったケースが、ともに10%を超え、職務質問がきっかけとなった件数を上回っています。なかでもひったくりは、検挙された310件のうち103件が防犯カメラ等の画像がきっかけとなっており、全体の33%にも上りました。防犯カメラの画像が被疑者特定、事件解決につながり、「安心」「安全」なまちづくりにひと役買っています。